材による音の違い

無駄にドメインを維持し続けているが
ロリポの月額料金が上がっていることに気づいて怒りの更新

一時期話題になったこいつ

私自身、材によって音が変わるのかと言われると懐疑的だったりします。
いや、変わるんだけど特定の材だと傾向的にどんな音になるとかその辺の話。

なんか弦をMuteしてボディを叩いて音が鳴る、影響してるって言ってる人もいたけど
原理的にピックアップが弦の振動を拾うことで音が出るので
弦が固定されていてもボディとともにピックアップが動くのであればそりゃ音はでます。

ピックアップが拾う振動の要素として考えられるのが
 -ピッキング
 -弦
 -弦に触れている要素(ナット、ブリッジ
 -ボディなど上記以外の振動の影響が及ぼす弦振動への影響
 -ボディの振動によるピックアップの動作
 -ボディ、ネックに触れている人体の影響
とまぁ多岐にわたるんですよね。ほかにも外来ノイズとかも影響しそうだしホント多岐

逆に言うとボディの振動などが影響しないのであれば、理屈上同じHW、同じセッティングでは同じ音がでるはず。
楽器に求めるものが再現性って人にとっては最高の楽器です。

ボディの振動の影響が材によって一定の傾向を示すのか
示します、といった場合それは同じ種類の材であれば
 -形状に関わらず同じ(もしくは傾向てきに判断できる一定の幅で)振動する
 -HWが異なっていてもそれは同じ傾向となる
 -より大きな人体に触れていても、触れる面積が変わってもその傾向は失われない
 -HWやピッキングによる弦振動に埋もれないだけの影響があるのか
ってことになるわけで、その点で懐疑的になってます。ほんとうか?

ある程度傾向があるとして、それは材による個体差の差よりも小さいのかとか
個体差のバラツキが材の種類によるバラツキ以上にあるのであれば材ごとの傾向の受け止め方が変わる。
こんな音ならこの材で~って考えてたら、じつは他の材の特定のものがもっと好みだったとかあるんじゃないかと


さらにはエレキで言えば、音を決める要素はエフェクターやらアンプやら多岐にわたるので、本体の最終的な出音への影響をどの程度大きいものととらえるかでも考え方違うかも
この辺は値段の高低で音が変わるって言われるケースでもそうで、作りが丁寧で職人が手作業で人件費かけて作ってればいい音(というか好きな音)がするってわけではない。
前述のボディの振動とか計算されつくしてて特定の動きをする者のみ検品して出荷してるとかあれば話は違ってくる部分もあるけど、まぁそんなことない
70万出して買ったTom Andersonが出ッとポイントあってサスティン全然でないなんてことが起きるんだもん。(いまだにゆるしていない

なにが言いたいのかというと
あまりこの辺データ化されて、明確にされていないと思うので鵜呑みにするのは危険というかもったいないかなと思っている。
要はこの辺の情報を鵜呑みにして購入の際の選択肢って狭める必要が無いんじゃないかと。

というほどボディ材の一般的に言われている傾向を元に楽器買ってる奴っているのかな?

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